「これからの社会に求められているものⅢ」
みなさん、こんにちは。
さて、前回からの続きになりますが、これからの社会に求められている『思考力』、
どうしたら身に付けられるのでしょうか?どのように鍛えていけば良いのでしょうか?
実はみなさんは、学生時代すでに『思考力』を使う場面があったと思うのですが・・・
思い出してみてください。
総合的な学習の時間の中などで、民間企業や地方自治体などから出された課題について、
情報を収集、分析し、結果をまとめ、発表という授業(これを課題解決型学習と言います)を
受けたことがないでしょうか。例えば「定食屋さんの人気メニューを考案しよう」などです。
このような授業で必要となってくるのが『思考力』なんです。
「すでに学校を卒業した人は、どうしたらいいの?」と思うかもしれませんが、課題解決に
欠かせない『思考力』を高めるには、普段どれだけ意識し、使う機会を増やすかになります。
皆さん次第で、『思考力』は高められます!ぜひ、日常生活に取り入れてみましょう!
ここでは、「サポステを利用するとき」について考えてみます。
①まずは、課題を設定するところから始めます。現実と目標(あるべき姿、なりたい姿)との差異を知り、
課題を見つけます。解決すべき課題はなんでしょうか?なぜその課題を設定したのか、自分の言葉で
説明してみましょう。
②課題が設定出来たら、解決するための仮説を立て情報を集めましょう。正解は一つではありません。
自分に必要なものは、必要な行動は何か考えましょう。得られた情報から、仮説の修正が必要に
なるかもしれません。また、いろいろな角度からの視点も大切です。周囲の意見にも耳を傾けて
みましょう。
③集めた情報を整理し、手段を考え、実行に移しましょう。ここでも手段は一つではありません。
また、ここからは体験、経験も必要になってきます。なぜなら、成功体験、失敗体験がその後の
あらたな課題発見や、課題を解決するスピードにも影響を与えるからです。
できたこと、できなかったことを把握し、次につなげていきましょう。自分の考えだけでなく、周囲の
意見も参考に、共通点・相違点・気づきを得ましょう。
これからの社会に求められているもの、次回は最終回になります。
※こちらのブログは、「ちばサポステ」運用時の内容です。令和5年4月から、ふなばしサポステへ移行しておりますので、プログラム内容などが変更になっている可能性があります。また、記事内の連絡先は「ちばサポステ」から「ふなばしサポステ」に変更されております。予めご了承ください。