ふなばし地域若者サポートステーション利用規約
令和6年4月1日 版
【目 的】
第1条 この規約は、ふなばし地域若者サポートステーション(以下、「ふなばしサポステ」)の利用について定めることにより、運営者と利用者が協力して早期の就労および進路決定することを目的とする。
【定 義】
第2条 ふなばしサポステは、厚生労働省および船橋市・習志野市からの委託を受けて、一般社団法人飛翔が運営している。学校卒業後及び中途退学後または離職後に様々な要因によって無業状態にある方の職業的自立に向けて、地域のネットワークを活用しながら支援を行う機関である。直接職業の斡旋・紹介は行わない。
【利用者及び利用の条件】
第3条 15歳から49歳までの方とそのご家族で、次に該当する方。
1. 仕事に就いておらず、家事も通学もしていない方で就労、職業訓練を目指す方
2. 職業訓練及び30日以上のアルバイトなど期間の定めのある雇用により進路決定した方で、さらに安定就労(期間の定めのない雇用)を目指す方
3. 定時制・通信制高校に在学中で、就労を目指す方
4. 高校や専修学校に在学中の方で卒業後の進路選択に困難を抱える方については、それぞれの状況等をふまえた上で、ふなばしサポステでの支援が必要であると判断した場合(在学生は、卒業年度の1月から利用可能)
5. 現在、心療内科等の医療機関に通院加療中の方や、心理職専門家(臨床心理士等)によるカウンセリングを受けている方で、ふなばしサポステの利用を希望する場合は、「就労等に向けた活動が可能であるか」「通所が可能であるか」といった点について主治医や心理職専門家の確認をとることが必要となる。その際は、診療情報提供書(主治医の意見書等)をふなばしサポステに提出することが必要となる。診療情報提供書提出の後、ふなばしサポステの利用を開始する。また、ふなばしサポステ利用期間内に通院を開始した者も診療情報提供書の取得が必要となり、診療情報提供書提出の後、ふなばしサポステの利用を再開する
【利用方法】
第4条 ふなばしサポステでの支援・サービスを利用するためには、必ず登録が必要となる。
1. 登録に際しては、必ず利用者本人との面談を実施する。また、保護者の方との面談を実施する場合もある。ふなばしサポステホームページからオンラインでの登録も可能である
2. 登録完了後の個別相談支援や就労支援プログラムの利用は、予約制となる
3. 個人面談・プログラムとも前日(開所日)の16時までに予約を完了する(スタッフから「予約を受け付けました」という返事をもらう)こと
4. 予約を取り消す場合は、必ず事前に連絡をすること
5. 通所時の服装は、就労支援にふさわしい服装とする
【利用時間】
第5条 利用時間は下記の通りとする。
1. 開所日 毎週火曜日~土曜日
2. 時 間 9:00~16:00
3. 休館日 日曜日、月曜日、祝日、年末年始
4. スタッフ等の体調不良や諸事情により、予告なく就労支援プログラムが変更もしくは中止になる場合がある。
【利用料金】
第6条 個別相談支援は無料(ふなばしサポステへの来所のための交通費、飲食代、オンラインにおける通信費用等は自己負担)。
就労支援プログラム等への参加に際し、実費相当額を負担していただく場合がある。
【支援内容】
第7条 利用者へは次の支援を行う。
1. 相談支援員による個別相談支援
2. 就労支援プログラムの実施
(ア) 就労意欲や各種スキルの向上を目指したセミナー、ワークショップ
(イ) 職場見学、職業体験等
3. 保護者を対象とした保護者相談会等の実施
4. 高等学校卒業程度認定試験に向けた学習支援
5. その他、利用者の就労支援に必要な事業
【方針】
第8条 利用者の状況や要望等を踏まえた目標(6か月後の自分自身はどうなっていたいか)及び目安とする支援期間を設定したうえで、個別支援計画を作成し進路決定に向けた継続的な支援を行う。
1. 設定した目標や支援期間、支援内容・方法等については、必要に応じて適宜見直しを行う
2. ふなばしサポステでの支援だけで進路決定が難しいと判断した場合は、より適切な支援機関を紹介する
【施設利用にあたって(オンラインでの利用も含む)】
第9条 就労支援プログラムは火曜日から土曜日の10:00~15:00で行っており、時間通りに参加して就労のイメージをつけていく。
相談支援員(キャリアコンサルタント・教員免許保持者等)との個別面談支援は月2回以上とする。
臨床心理士との個別面談支援は月1回までとする。
1. 就労支援プログラムへの参加は、個別面談支援で相談員と取り決めた通りに参加すること
2. 遅刻及び欠席することがあらかじめわかっている場合、またやむを得ず当日、遅刻・欠席する場合は必ず開始時刻より前にスタッフに電話かメールで連絡すること
3. ふなばしサポステ施設や施設内にあるパソコン、備品、各種機材等を使用する際は、事前にスタッフの了解を得た上で、決められたルールに従うこと。利用者の行為によって施設や備品等に損害が生じた場合は、各自の責任により弁償となる場合がある
4. 貴重品や私物の管理は自分の責任で行うこと。私物の紛失や破損については責任を負わない
5. 施設内禁煙
【進路決定時等連絡】
第10条 ふなばしサポステの利用を経て就職や進学等の進路が決定した場合には、必ずサポステスタッフまで連絡すること。
1. 一定期間利用がない場合は、スタッフから電話等で状況を確認する場合がある
2. 連絡先の変更があった場合や、転居等で来所が困難になった場合には、必ず連絡すること
3. 就職決定後も定着支援・ステップアップ支援を希望する場合は、引き続き当利用規約の利用規定に従うこと
【利用者間の交流】
第11条 ふなばしサポステ利用者間での個人情報の交換、金銭の貸借に関しては、ふなばしサポステとして一切の責任を負わない。やむを得ない事情で行う場合は、個人の責任で行うこと。
利用者間でのトラブルによる傷害及び私物の破損による損害賠償については、一切の責任を負わない。
【個人情報の取り扱い】
第12条 利用者の個人情報については、ふなばしサポステの運営団体である一般社団法人飛翔が定めた個人情報保護に関する規定に則り、厳重に管理し取り扱う。
1. より良い支援を行うために、登録の際に記入した内容や相談内容等はスタッフ間で共有する
2. より円滑な就労支援実現のために、船橋公共職業安定所(ハローワークふなばし)と利用者情報を共有する
3. 他の支援機関との連携等が必要な場合は、本人の同意を得た上で、当該の支援機関と情報を共有する
4. 本事業の委託者(厚生労働省、若者自立支援中央センター、千葉労働局、船橋市、習志野市)から、本事業の評価や効果検証など事業運営上の必要性のために個人情報の提供を求められた場合は、当該機関と情報を共有する
5. 来年度以降、ふなばしサポステの受託者が変更になった場合、相談記録等を含む個人情報は次の受託者に引き継ぐ
【事故・災害等が発生した場合の対応】
第13条 活動中に、利用者に事故、または急病・怪我が生じた場合は、スタッフが必要な対応を行うとともに、速やかに緊急連絡先に連絡する。
1. 損害賠償等の案件が生じた場合は、関係者の協議により必要な措置を講じる
2. 火災、地震等の大規模災害が発生した場合は、スタッフの避難誘導に従って行動すること
【保護者の方の利用】
第14条 本人の来所が難しい場合は、保護者との相談・面談を行う。
【支援サービスの中止にあたる重要禁止事項】
第15条 ふなばしサポステ内及びふなばしサポステの活動中における以下のような行為は禁止する。
該当する行為があった場合は、ふなばしサポステの利用および支援を中止する。
1. 職業的自立に向けた意欲や、活動への取り組み意欲がないとサポステが判断した場合
2. 個人面談、プログラムともに無断での遅刻や欠席が続く場合
3. 心身上等の理由により就労等を目指すことが難しいとふなばしサポステが判断した場合
4. スタッフの指示に従わない場合
5. スタッフに対し虚偽の申告があった場合
6. 就労支援プログラムに参加せず、ふなばしサポステの設備・備品を私的に使用した場合
7. スタッフコーナーへの出入りをした場合
8. 利用時間外に、勝手に入室した場合
9. ふなばしサポステ内において、営利行為、勧誘活動、宗教活動、政治活動を行った場合
10. 許可なく飲酒及び酒気帯びで入室した場合
11. けんか、暴言、威嚇、暴力等、他人に迷惑をかける行為をした場合
12. 刃物等の危険物を持ち込んだ場合
13. 性的言動により、他の者に不快感を与えたり、環境を害するようなことをした場合
14. 他の利用者、スタッフ及び関係機関等に対する暴言・暴力やネット上での誹謗・中傷、ストーカー行為等の迷惑行為があった場合
15. 利用規約等に対し重大な違反があった場合
16. 法律に抵触する行為があった場合
17. 社会通念上、公序良俗を逸脱し、著しくふなばしサポステの信用を失墜させる行為があった場合
【利用規約の変更】
第16条 利用規約の内容を、事前に通告することなく変更する場合がある。
変更内容については、利用者には来所時に個別説明するとともに、ふなばしサポステ内での掲示、ホームぺージへの掲載などで通知する。